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​真菰ってすごい!

真菰の魅力と活用法

真菰(まこも)とは、縄文時代から日本に生えていたとされるイネ科の多年草です。

古事記や日本書紀にも登場し、私たちのご先祖様の衣食住に深くかかわってきました。

​そんな真菰の魅力や活用法を、わかりやすくご紹介します。

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知られざる真菰の魅力

真菰で編んだ莚(むしろ)は古代出雲の貴重な特産品であり、733年に完成した「出雲国風土記」にも、出雲の特産品として明記されました。その理由はおそらく、真菰が「邪気を払うもの」「病気を癒すもの」「浄化するもの」と考えられ、霊草として扱われてきたことにあります。

あまり知られていませんが、出雲大社の拝殿にかけるしめ縄は藁で作られる一方、本殿にかけるしめ縄は現代でも真菰で作られており、そのほかの神社でも祭事に真菰が使われるケースは珍しくありません。

 

NORA-NOLA 天音の里のオーナー・天音は真菰と出会いその魅力を知り、本格的に栽培に取り組むため、2020年に東広島市豊栄町に移住。神話の里・出雲の雲南市大東町から分けていただいた特別な真菰を、農薬を使わず丁寧に栽培しています。

こんなにいっぱい!真菰の活用法

真菰には実にさまざまな活用法があり、私たちの日々の暮らしに気軽に取り入れることができます。​

このほかにも天音の里の真菰を使い、よもぎ蒸し(煎じたよもぎの蒸気を下半身の粘膜に直接当て、身体を内側から温める温浴法)のよもぎの代わりに真菰を使う「真菰蒸し」という施術を始めたサロンもいくつかあります。

​活用法を知ることで日々の暮らしに真菰を取り入れ、清々しい毎日を手に入れましょう。

編む

編む

飾る

飾る

食す

食す

01 編む

​真菰を編んで円座(えんざ、わろうだ:渦巻き状に丸く編んだ敷物)や枕、草履などを作ります。

NORA-NOLA 天音の里では製品そのものの販売にはあまり力を入れておりません。代わりに中心となるのがワークショップです。ご自分の手で、思い思いに作りたいものに挑戦していただけるよう丁寧にご指導いたしますので、ぜひご参加ください。

​ワークショップチケットおよび所属作家さんの作品は、こちらよりご購入いただけます。

02 飾る

​NORA-NOLA 天音の里完全オリジナル製品「真菰ミロク飾り」は、天音の里で農薬を使わず大切に育てた真菰をベースに、同じく丹精込めて育てられた「麻問屋 麻光」さんの国産最高級精麻(せいま:麻の茎の皮を加工したもの)や神話の里・出雲で八百万の神をお迎えする稲佐の浜で作る「出雲かみしお」さんのお塩、勾玉などを組み合わせて作ります。使うのは最高級のダイヤモンドソルトです。

基本的な形はありますが、和紙の色や位置などである程度お好みに合わせたアレンジができます。

邪気を払い、浄化と癒しの効果が期待できると言われる真菰。お家の中や玄関、神棚、サロンやお店などに飾ってみてはいかがでしょうか。こちらもワークショップにてお作りいただけます。

03 食す

NORA-NOLA 天音の里の真菰は、農薬を一切使わず大切に手作業で育てているので、食用にぴったりです。

​真菰茶はまだ葉が若くて柔らかいうちに収穫し、細かく裁断して焙煎して作るお茶です。香ばしく独特の優しい風味で、老若男女問わずおいしくいただけます。葉を粉末状にしてほかの料理に混ぜてもOK。気軽に毎日真菰を食べられます。

また成長した真菰には黒穂菌の一種が寄生し、根元の茎が肥大して「マコモタケ」となります。タケノコに似たサクサクとした歯ごたえがあり、ほのかに甘く、天ぷらやきんぴら、その他さまざまな料理にお使いいただけます。

編む
飾る
食す
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